愛情と理性のバランス

感情線は、名前からして人の感情のすべてがあらわれそうですが、そうでもありません。感情線の終端の方向や、終わる場所（丘）は、他人に対する愛情の持ち方と性格をみます。すなわち、愛情と理性のバランスを、丘との関係であらわしているのです。線自体は血液の循環を、支線の方が感情の起伏を示します。感受性と目・鼻・口・耳などの感覚器を示す四角原に接していることにより、感情の起伏や感覚器の疾病の有無がわかります。人差し指の下あたり（感情線の根本付近は心臓の働きを示し、線がはっきりと切れたり、黒点や島などは脳卒中、血行障害、心臓病の暗示で高年齢になってから症状が表面化することが多い。　　　

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感情線の高低

　感情線の位置（起点部）が低い
理知的で感情を露わにしない。他人の気持ちが理解できず、やや度量が狭い。投機的なことに興味を持ちやすく、忍耐に欠ける。男性はケチになりやすく、女性は節約に心がけるので働き者で家庭をよく守る。

　感情線の位置（起点部）が高い
情熱的な性格で興奮しやすく、衝動に駆られやすい。物質欲が強く金銭感覚が　発達している。

　手首から小指の付け根までを４等分し小指から1/4の所から始まる感情線が標準

感情線の長短

　感情線が長い相
愛情豊かで心が細やか。長すぎると恋に盲目となりやすく嫉妬深く独占欲が強くなる。

　感情線が短い相
利己的で愛情は淡泊、冷たい印象を受ける。

　

  土星丘（中指の下）に達する感情線が標準の長さ

感情線がすっきりと一筋に刻まれているだけで、支線もない人は愛情表現が割と下手で細やかとはいえない。むしろ多少の乱れがあった方が人間味がある。直線よりは多少の、しなり（上に反る）のある方が感情豊かな性格となる。ここが他の線とニュアンスが異なる。

感情線の末端

　１．まっすぐ伸びて、中指の下（土星丘の下）で終わる

物事を冷静の判断して行動する堅実派。愛情面では本能的な所があり、欲望が先にたちやすいので、自制する必要がある。クールな人。

　２．末端が湾曲して中指の下（土星丘）に向かう


肉欲的となりやすく自分本位で現実的。愛情に対して偽善的なところがある。（程度の問題なので、あまり気にしないように。）物事に熱中しやすい情熱家でのめり込みやすいという説もある。

　３．人差し指と中指の間に入る

　　　　
理性と感情のバランスがとれている。愛情に対して潔癖で純粋、常識的なタイプ

内面の豊かさや、美しさに魅力を感じやすい。女性の場合、自堕落な男性は受け付けず好き嫌いがはっきりしている。心の豊かな人に惹かれ、一般的に早熟。

　４．人差し指の下（木星丘）に入る（向かう）

愛情に一途な人で相手に思いやりを持ち、純粋に一人を思い続ける。誠意ある温かい人。

頭脳線の未発達な人は、異性間のトラブルに会いやすい。

　５．人差し指の付け根に達する

ロマンチストで献身的な愛情の表現をする。愛情に敏感で、恋人や配偶者に優しく尽くす。

男性は相手を神聖化し偶像として崇める傾向がある。

女性は細やかな愛情を持ち、家庭を楽しい雰囲気で包むことが出来る。恋人や夫の期待に応える暖かい、情の厚い人。

　６．感情線が手のひらの端まで延びている

愛情の豊かさが度を越して、嫉妬深くなる。相手に愛情表現を強要したりして、自己中心的で独りよがりな愛情を持つ人。

感情線や他の線が悪かったりすると一歩間違えれば、ストーカーの要素がある？

　７．末端が第一火星丘に向かって垂れ、頭脳線は切らない

情熱家で相手のことを思うあまり、忠告・助言をする人。時には親切がすぎて敬遠される。

愛情表現は下手で、相手に対して同情を感じやすい。

明朗活発でお人好し。

　８．端末が２～３方向に分かれる

　　　　　今まで例にあげた２～３の性格を共有し、気配り
　　　　　の深い性格で社会的な信用が得られる人

• 愛情に敏感でセクシーな人が多い。
• 刺激を求める多情多感な人が多い。
• 変化を好み気分屋で些細なことを気に病んだりする。
• 心臓病、精神衰弱、動脈硬化、循環器
• 不全などにかかりやすい。
• 血液の循環を表す所なので線が乱れるということは
  精神も安定していないので感情の起伏が多いと思
  われます。