手相における的中率は、通信鑑定を3年近く続けた経験からいうと、まったく会ったことも話したこともない人をまったく予備知識なしで手相だけで判断するとしたらトータルで約60%くらいの的中率ではないでしょうか。

その中でも、その人の性質や才能、ものの考え方、行動パターンなどであれば80%以上の的中率になると思います。また、近い将来の展望ほどよく当たります。未来予知の上では、人により情報の多い手と少ない手があるため、個人差が大きく的中率は一定しません。この分野では占星術(四柱推命・西洋占星術など)のほうが適しています。

また、手相で本人の資質を判断することはできますが、置かれた環境により結果が大きく違ってくるのです。同じ手相の特徴を持った人が同じ運命を歩むことはありません。大成功した人の手にある成功の証も、平凡な生活をしている人の手にあることも珍しくありません。このあたりは本人の置かれた環境が左右し、本人の前向きな努力が自分の才能に合った内容であったかどうかが大きく影響します。
手相で判断する場合、本人の環境や努力などをよく知った上で判断したほうがはるかに的中率が高くなるのです。

ですから、本人の環境や考え方を聞いた上であれば、個人個人に最適な開運法を示すことができるのです。当てるだけの占いではなく、どうやって現状を改善して開運するのかを一緒に考えていく人間学だと私は思っています。

手相は早くて3ヶ月、遅い人でも半年もあれば変わってくるといわれています。本人(自分自身)にとって影響の大きなことははっきりでますし、例えほかの人から見て大変なことであっても本人にとってたいしたことでないと感じるときにはほとんど手相に変化が現れません。




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