変化する時を知る


はじめに

手相において、一番極意とされ、一番説が多いのが流年法(りゅうねんほう)です。流年法とは、運命の変化する時期を線の変化でみる方法で、占い師によりほとんどの場合、1〜15年程度の誤差があり判断が非常に微妙です。また、流年法が使えるのは運命線と生命線にあらわれる変化においてだけで結婚線などは判断する間隔がせまい上に、人によっては全く逆の方向から年齢を判断する説もあり、まず当たらないわけです。では、どうすれば当たるのでしょうか?ここでは、自己判断において注意する点を中心にまとめてみます。


流年法の考え方

流年法については、手相家のみなさんがいろんな説を発表しています。

運命線の場合を例にとって、いろんな人の説を総合すると    

  1. 手首線からのスタート位置を0才〜15才。(15年の開き)
  2. 手首線から中指の付け根までの中間部分が30才〜35才。(5年の開き)
  3. 標準的な傾斜の、頭脳線と運命線の交点が35才。
  4. 標準的な傾斜の、感情と運命線の交点が49〜56才。(7年の開き)
  5. 中指の付け根の部分が90才〜100才。(10年の開き)

などとなりますが、占い師によって流年法には、最高15年ちかくも判断に開きがあります。それはなぜでしょうか?月日がたつのは同じでも、手相にでる年齢の間隔は、年代によって若いときほど広く、年をとるほど1年の間隔が狭くなります。本人の感じ方が違うからです。つまり、若い10〜20才代の1年と40〜50才代の1年では感じる時間がとても違います。あくまでも、人間が感じる体内時計のように、若いときの多感な青春時代と、年をとってから感じる時の流れの早さが、そのまま線(流年)に影響してくるわけです。これが、流年法のわかりにくい理由の一つです。つまり、人それぞれの活動の量をあらわしますので、人によって同じ年齢の一年でも活動の状態によって、長さが違います。それを占い師の方が、今までの経験によって体得した自分なりの見方を持っているわけです。ですから、当たることもあり、はずれることもあるわけです。


では、正確な流年を見るための注意事項は、   


  1. 過去の印象に残っている自分自身の大事件について、運命線や生命線上に印が出ていないか調べて判断の基準としてください。

  2. 開運線、障害線などがあっても、人により意味が違ってきます。それが何をあらわしているかは、自分でよく考えてみてください。例えば、離婚が開運ということもあります。

  3. 相はその人の感じたままが出ますので、他人が見れば大変なことでも本人にとって別に印象に残っていない場合は、手相に反映されません。

  4. 両手をよく比較して判断しましょう。一つの線だけを見て悩まないようにしてください。総合判断が大切です。どんなに良い線があっても、何も努力しなければ開 運しません。また、事前に用心することで悪いことも避けられます。要はどう生きるかが大切です。

  5. 線を横切った位置、分岐した位置、合流した位置、線自体が切れた位置、線の方向などを総合的にみて関連づけて推理する。

 運命線・生命線の流年


  

生命線の21才と30才の間は25才 運命線の21才と30才の間は25才
生命線の30才と40才の間は35才 運命線と頭脳線との交点は約35才
生命線の40才と55才の間は47才 運命線と感情線との交点は約56才

流年図については西谷泰人先生の著書を参考にさせていただきました。


最後に

比較的よく当たると思われる流年図を、いろんな書籍を見ながらつくってみました。参考程度にお使いください。自分の事を見るだけなら、過去の体験を自分の手相と照らし合わせていけば、かなり正確にみる事が出来ると思います。運命線、生命線の周辺に線の出やすい人、出にくい人があるようです。これは、個人差があり物事に感じやすい人、あまり意に介さない人で違うようです。毎日、何か目標を持って一生懸命に取り組んで、充実した毎日を送るように心がければ線が出てきますので努力しましょう。若いうちが運命線、開運線をつくりやすい時期なのです。





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